~指導の手厚さに感謝~受講生の声2022年②

吉田慎之輔さん(私立立命館慶祥高校(北海道)、現役生)

京都大学法学部合格・進学


以下の質問に答えてもらいました。

Q1:「田中一平の論述オンライン添削(メール)」を申し込んだ理由をお書きください。

Q2:「田中一平の論述オンライン添削(メール)」の指導の特徴を書いてください。

Q3:指導を受けていて、よかった点を書いてください。

Q4:受験生に向けて、アドバイスをお願いします。

Q5:その他、自由にお書きください。


追記(5月17日)

  吉田くんより、2次の得点開示の結果が届きました。日本史は81点で、「日本史は冠模試などと比べても過去最高の出来でした」とのコメントを頂きました。


Q1について

 京大日本史攻略の為には論述問題の対策が必要だが、どうすれば効率よく対策できるのかがわからずにいたところ、Twitterでオンライン添削のお知らせを見つけて、本物の予備校の先生に破格の値段で指導して頂けることに大きなメリットを感じたから。また、メールでのオンライン添削はわざわざ直接会う必要もなく、自分の好きな場所で好きな時間に指導を受けられることができ、これも地方に住む自分としては大きなメリットだと感じたから。


Q2について

 一言で言えば「指導の手厚さ」だと思う。

 一般的な日本史の先生の添削では書いたものに先生が手直しをしてくださるものだと思うが、田中先生の添削では自分の答案の悪い部分が「事実誤認」や「問の理解不十分」という形で指摘される。それを自分の持つ教科書で確認し、修正して3回まで提出できる。この点が最も大きな特徴だと思う。最初に「抽象的に」指摘されることにより、自分で答案の何が悪かったのだろうと考えることができ、何回も指摘されていくと「自分の陥りがちな癖」などが発見できる上に、教科書のあちこちを探し回ることになるので、最終的に教科書を何度も読んだ経験が得られる。これは先生にとってはとても時間がかかる大変手厚い指導だと思う。

 また、田中先生からのOKをいただいたあとにもらえる解説プリントには、田中先生独自の解説だけでなく、該当箇所の山川『新日本史』・山川『詳説日本史』・実教『日本史B』の3つの教科書の記述が掲載されている。これは、教科書間の比較には最適である上に、新たに教科書を読むと、今まで気づいていなかった発見がある。そして、教科書を調べた上でも理解が不十分だと先生が感じた場合には、youtubeにある該当範囲の授業動画を送ってくださった。これらも非常に手厚い指導だと思った。


Q3について

 まず、論述の書き方の型を知れたこと。指導を受ける前は「問題を見て適当に思いつくことを書いていただけ」だったが、指導を受けた後は「問題を見たときにどのように答案を組み立ていけば良いのか」がわかった。また、抽象的な指摘により自分でたくさん考えることができたこと、答案作成時や解説プリントを読む際、たくさん教科書に触れることができた。そして、添削指導をこなしていくうちに自信が持てるようになった。何回もダメ出しされて、手直しして最後にokがもらえるので、ただの添削と違って楽しく取り組むことができた。

    zoomで行ってくださった面談も非常に良かった(田中注)。

 受験に直接は関係ないが、youtubeにある田中先生の授業動画では聞いたことのなかった深い知識が学べ、単純に日本史を学んでいて楽しいと思えた。

田中注…オンライン添削の受講生は希望すれば、学習相談や進路相談が無料で可能です。


Q4について

①.全般的なことについて

・志望校を決めたら絶対に諦めないこと。最後まで何がなんでもここに合格してやるという気持ちでひたむきに一歩一歩前進すること。特に京大などは共通テストの比率はそこまで高くないため、たとえ共通テストで失敗しても2次で挽回できる!でも、だからと言って共通テストをなめていいわけではない。取れるなら取っておくと安心する。

 

・志望校が決まったら配点を確認し、自分の得意不得意と相談してどの科目でどれくらいの点数を取りたいのか。また、その点数を取るためにはどのような勉強をどれくらいすれば良いのかをまず考えること。がむしゃらに勉強するのは遠まわりである気がする。

 

・周りにいる人を大切に。張り合える仲間、モチベーションをくれる仲間、お世話になっている先生、家族などのおかげでメンタルが安定したり、やる気が出たりする。試験場では一人かもしれないが、それまでは団体戦。みんなで助け合って受験を乗り越える。なお、お世話になった人への感謝の心は絶対に忘れないように。

 

・何よりも大事なのは楽しむこと。ただ勉強するだけでなく、勉強のやり方も工夫すれば楽しくなるかもしれない。また、苦手科目もできるようになってくれば楽しくなってくる。楽しくないということはまだまだ努力が足りないということだと思ってがんばろう。


②.日本史について

・日本史は覚えなくてはならないことが多いため、割り切ってまず覚えてしまうことが大切だと思う。自分は用語などの基本事項をほぼ覚えてから背後にある知識や繋がりを覚えていった。特に文化史では自分も含めてただ美術品などをひたすら覚えていく学習に走りがちになる。これはyoutubeにある田中先生の動画を見ながら学習するのが一番いいと思う。

 

・早いうちから教科書をたくさん読むことが大切。教科書では太文字や歴史語句だけでなく、それらが載っていないただの文章の部分をしっかり読むことが大切だと思う。また、日本史では反復の回数が大変重要であるとともに、なるべく期間を空けすぎずに同じところに触れることが重要だと思う。個人的には古代から読み始めると同時に近代も読み始め、交互に読み続けていくことで、「しばらく触れていない時代」がなくなるように工夫していた。これは我ながら良かったと思っている。

 

・京大についていうと、だいたい夏くらいまでには一問一答の部分は8割くらい取れているとその後がだいぶ楽になると思う。一問一答の部分はただ覚えるだけだから、コツコツやっていくことが大切。論述に関しては田中先生を信じて先生の言う通りやっていけば大丈夫。


Q5について

 田中先生のおかげで合格することができました。本当にありがとうございました。今度、東京に行くことがあればお会いしたいです。京都のお土産を持っていきます。


田中より

 吉田くん、ありがとうございました。京大合格に向けた戦略や自身の学習状況を非常にクレバーに分析できている一方、京大日本史の論述をきっちり20年分やり切った吉田くん、冷静さとパワーで合格を勝ち取りました。おめでとうございます。京都のお土産、楽しみにしています(笑)