Live授業が断然、おススメ!


Mさん(22年4月開講オンラインLive授業受講生、神奈川・県立、浪人生)

東京大学文科2類、慶応経済学部合格(東大に進学)


田中から

 Mさんは、22年4月開講オンラインLive日本史講座の全授業を「録画視聴」し、東大に合格した受講生です(経緯は下に記されています)。東大受験生に向けたアドバイスになっていますが、最難関国公立大を志望する方への学習アドバイスにもなっていますので、ぜひ、ご覧ください。


おかげさまで、無事、東大に合格できました。田中先生からは「頼むよ」と言われていたので、合格できて、ホッとしています(笑)

 

以下、合格体験記を書かせていただきます。

①:オンラインLive授業受講の経緯

 現役で東大に合格できず、浪人するにあたり、重視したことは「東大2次の学力を伸ばすこと」でした。

 東大は英語・国語で要旨要約、地歴(選択は世・日)でも論述が課せられます。予備校の集団授業では、2次に向けた学力を伸ばすのは難しいと考え、個別に近い形での指導が受けられないかと考えていたところ、Twitterで田中先生のオンラインLive授業を見つけました。もともと、田中先生のことは、知り合いからyoutubeをやっていると聞いていたこともあり、授業と添削がセットである点に魅力を感じ、受講することにしました

②:田中先生の授業について

 授業内容が、国立の2次試験に特化しており、非常に良かったです。田中先生は、授業中に「今説明した内容は、○○年の△△大学で出題がある」と注意喚起をするのですが、東大・京大や一橋大だけでなく、色々な国立大学の名前が出てくることが驚きでした。

 特に「ある国立大学で頻出の分野は、他大でも出る傾向がある(=国公立の論述問題には頻出分野がある)」というのが、田中先生の持論で、それを過去問演習段階ではなく、授業において、早い段階で学べるのは大きなメリットでした。2023年の東大でいうと、第1問がそれに該当しました。私は東大地歴に関して、「世界史の大論述以外→日本史→世界史大論述」の順で解くことにしていたのですが、日本史の第1問が既視感のあるテーマで入りやすく、最後まで解き切ることができました。これは田中先生の的確な指導のおかげだと強く感じています。

 内容で印象的だったのは、文化史の授業です。「文化史に因果関係があるんだ」と感動したのを覚えています。2023年の東大でいうと、第3問で文化史に関係する出題がありましたが、芝居小屋や寄席の話を授業で聞いていましたので、戸惑うことなく、答案を作成することができました。

 田中先生の授業自体はyoutubeで視聴することができますが、①:テキストが手に入る、②:添削指導が無料で受講できるという2点から、【断然、Live授業を受けることをおススメ】します

 田中先生のテキストは、論述を意識した文章形式になっており、論述を書く際にも非常に役立ちました。田中先生は過去問研究をダイレクトにテキストに反映しているので、田中先生のテキストと教科書があれば、東大日本史の対策は十分でした。この授業を10万円(※)で受講できるのは、かなりのお得感がありました。

 

※…2022年4月開講講座の費用。2023年以降は変更があります。

③:授業以外の面について

 2023年の東大は第4問で珍しく戦後史が出ました。ただ、田中先生の講座は11月で戦後史まで終わるため、共通テストまで時間があり、戦後史も含めて、対策ができていたので、何とか対応できました。「共通テストに向けて、通史を1度完璧にする」という田中先生の方針に沿って学習を進めていたのが、よかったです。

 東大日本史は「過去問研究」と「教科書の精読」が大事です。質問・論述添削はメールを利用するため、対応が早く、論述は過去問20年分をやり切って本番に臨むことができました。添削は5月から毎週1題以上、取り組みました。添削は同じ問題を何度か書き直しをする形式が自分には合っていたように思いますし、その中で山川『詳説日本史』と山川『新日本史B』の記述に繰り返し、目を通し、大体、どこに何が書いてあるかをすぐに思い出せるぐらいになりました。

 田中先生は相談すれば他科目の状況も確認してくれ、「今は英語に重点置いて、ここから1か月、日本史の学習は軽めでいいよ」などと明快にアドバイスをくれます「東大の地歴は、できないと不合格になるけど、できても差をつけることはできない」とはっきり言われ、苦手の英語をやるように何度も促されたことは、東大合格の大きな要因だったと思います。

 実は、授業日の木曜日に英語の授業が入っていたので、事前に相談し、録画視聴で受講という形になりました。最初は録画視聴で遠慮していた部分があったのですが、気持ちを察してくれたのか、「録画視聴だからといって、遠慮はしなくてよいからね。なんでも相談するんだよ」と、たびたびメールで声をかけていただき、すごい気持ちが軽くなったのを覚えています。

④:東大受験生の皆さんへ

 東大合格に必要なことは、得意科目を作ることです。私は数学が得点源でした。調子が悪い時も、「数学があるから大丈夫」と考えられたことは大きかったです。高校1・2年生のうちに、得意科目を1つ作ることをおススメします。

 一方で、私は英語が苦手で、浪人した原因も英語でした。英語をもう少し前向きに取り組んでいればと思うことはありました。みなさん、英語はコツコツ、努力しましょう!

 共通テストが想定したほど得点できなかったのですが、どうしても東大に合格したかったので、私大は慶応経済(A方式)しか、受けませんでした。東大の2次対策に専念するためです(共テ利用は出しましたが)。田中先生からは心配されましたが、合格した今、考えると、この戦略は成功だったと思います。直前まで2次対策をやり切ったことで、開き直って、東大を受験できたことも合格の大きな要因だと思います。

 田中先生は女子校で勤務されていたご経験をお持ちのためか、色々と理解のある先生で、安心して相談できました。何度もZoomで愚痴も聞いてくだり(笑)、モチベーション維持につながりました。授業以外の面でも田中先生の存在は大きかったです。私にとっての田中先生のように、皆さんも信頼して学習相談ができる人がいると、リズムを大きく崩さずに学習が進められますので、そうした人を見つけることも大事だと思います。

⑤:最後に

 田中先生、1年間お世話になりました。先生の指導を受けることができてよかったです。先生のおかげで日本史を楽しく学べました。本当に感謝しています。ありがとうございました。